醸造元：株式会社桝一市村酒造場
今年の夏は長野県の小布施に出掛けたので、この地でしか購入できないスクウェア・ワンという純米酒を購入してみた。陶器製のお洒落なボトルは、このまま燗に付けて徳利として使えるようデザインされている。期待しながら口に含んでみると、吟醸香は殆ど感じられず、濃厚な旨味とコク、強めのアルコール感と木桶の香りが漂ってくる。昨今の流行りのワインの様な香り高い日本酒とは真逆のクラシカルな昭和の男酒という感じ。何故か高倉健の「自分、不器用ですから」というセリフを思い浮かべる。燗にすると本領を発揮して昭和の世界にトリップさせてくれる。
リピート度58%
【独自判定】
香り：１
甘味：２
酸味：４
渋味：５
コク：５
乳酸：１
購入先：桝一市村酒造場 本店
価格：￥2,420
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