醸造元:三宅酒造株式会社


三宅酒造は1819年(文政2年)、兵庫県加西市にて創業。地元・九会地区の米と丹波の伏流水、そして丹波杜氏の技によって、テロワールの概念を取り入れた日本酒造りを行っている。
今回は、濁り酒「QA ととにごり とり」を購入してみた。情報が少なく、「とり」が斗瓶取りを指すのか、搾りの最後の部分なのか、あるいは焼き鳥とのペアリングを意識したものなのか判然としないまま、まずは飲んでみることにした。
その味わいは、レモンのような鮮烈な吟醸香に始まり、炭酸による強めの酸味が口中を引き締める。濃厚な乳酸香のあとに、米の旨味に包まれた仄かな甘みが顔を出し、最後はドライな苦味が後味をすっきりと切り上げる。辛口のシャンパンを思わせるような印象だ。
食中酒として焼き鳥と合わせてみたが、非常に良いペアリングだった。韓国料理にもよく合いそうだ。
なお、開栓時に勢いよく噴き出す可能性があるため、よく冷やし、慎重に開栓に臨まれたい。発泡性のにごり酒ならではの注意点だが、それもまたこの酒の生命力の一部だと感じる。
リピート度80%
【独自判定】
香り:3
甘味:2
酸味:5
渋味:5
コク:4
乳酸:5
購入先:吉祥 西武東戸塚店
価格:¥2,100



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