醸造元:飯沼銘醸株式会社


木県栃木市で1811年(文化8年)に創業した飯沼銘醸は、200年以上の歴史を持つ老舗の酒蔵である。創業時のブランドは「秋錦」だったが、現在は「杉並木」と「姿」が主力銘柄としてラインナップされている。「姿」という名は、八百比丘尼伝説の中で八重姫が自らの姿を映したと伝えられる男丸の鏡水(姿見の池)に由来している。
今回手に取ったのは、夏季限定の 「姿 特別純米生酒 浴衣すがた」。
北海道産の酒米「吟風」を60%まで磨き、アルコール度数はやや高めの16.5度。ラベルは夏の浴衣姿を連想させ、季節感を軽やかに伝えてくれる。
その味わいは、ビワを思わせる穏やかな吟醸香とともに、かき氷のシロップのような甘さとレモンを思わせる酸味が涼やかな第一印象をもたらす。さらに、ヨーグルトのような乳酸香の中に吟風由来の円やかな旨味が広がり、最後にドライ感の効いた苦味が清涼感を添えながら、すっきりと切れ上がる。蒸し暑い夏の夜を快適に過ごす浴衣のような、心地よい涼感が杯の中に漂う。
鱧の湯引きやトビウオ、スズキの刺身など、夏を感じさせる食材と合わせて楽しみたい。
リピート度84%
【独自判定】
香り:3
甘味:5
酸味:4
苦味:5
コク:4
乳酸:5
購入先:利田屋酒店
価格:¥1,650


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