栗駒山 純米吟醸 吟のいろは (宮城県)

日本酒

醸造元:千田酒造 株式会社

 宮城県栗原市で明治7年(1874年)に創業した千田酒造株式会社。
この蔵の物語は、初代・千田養治郎の“水への執念”から始まる。かつて養治郎は「酒の本質は水にある」という信念のもと、より良い水を求めて蔵を現在の栗駒中野へ移転した。その決断こそが、今日の「栗駒山」の清らかな味わいの礎となっている。

千田酒造の酒質を支えるのは、勘や経験だけに頼らない“徹底したデータ管理”である。
・発酵温度
・酵母の動き
・米の吸水率
・搾りのタイミング
これらを細かく記録し、蓄積し、次の仕込みへと確実に反映していく。その積み重ねによって、毎年安定して高品質な酒を生み出すことができる。「栗駒山」の端正な味わいは、この“科学的な造り”と“職人の感性”の両立から生まれている。

看板銘柄「栗駒山」は、食中酒としての完成度が高いシリーズとして知られ、その中でも「吟のいろは」は宮城県が開発した酒造好適米を用いた、蔵の“静かな美しさ”が最もよく表れる一本である。

その味わいは、ザクロやビワを思わせる穏やかな吟醸香に、ほのかで上品な甘みと控えめの酸味が心地よい印象をもたらす。その中から「吟のいろは」由来の円やかな米の旨味と、程よい苦みが静かな余韻を残しながら消えていく。完成度の高い味わいに思わず感心させられる。味付けの濃すぎない和食との相性が良く、食中酒としてこそ本領を発揮する。
リピート度83%

【独自判定】
香り:3
甘味:4
酸味:3
苦味:4
コク:5
乳酸:3

購入先:和田音吉商店
価格:¥1,870

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