醸造元:白瀧酒造株式会社


この銘柄は、日本酒にハマる以前から知ってはいたものの、銘柄名から端麗辛口の薄い味わいを想像して敬遠してきた。ただ、知名度の高さを考えると一度はきちんと飲んでみるべきだと思い立ち、もし口に合わなかったら嫌なので、まずは300mlのサイズを購入してみた。価格は720円で、四合瓶に換算すると1,700円ほどになるため、それなりの値段だなという印象を受けた。
実際に飲んでみると、リンゴやイチゴを思わせる吟醸香がふわりと立ち上がり、心地よい甘さと適度な酸味が調和する。生酒特有の乳酸のニュアンスと米の旨味が重なり、後味はスッと溶けるように消えていく。個人的には好みの“現代風の芳醇旨口”の味わいで、先入観だけで判断してはいけないと改めて思い知らされた。
文末になってしまったが、白瀧酒造について調べたところ、創業は1855年(安政2年)の老舗酒蔵で、豪雪地帯として知られる越後湯沢に位置している。この地に降り積もる雪が地中に浸透し、約50年の歳月をかけて清冽な地下水となり、その水を仕込み水として使用しているため、透明感のある柔らかな味わいに寄与しているらしい。次回は改めて四合瓶で購入してみようと思う。
リピート度83%
【独自判定】
香り:4
甘味:4
酸味:4
渋味:3
コク:4
乳酸:4
購入先:近所のスーパー
価格:¥720



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