醸造元:高千代酒造株式会社


高千代酒造は、1868年(明治元年)創業の新潟県南魚沼市にある老舗酒蔵で、超軟水の仕込み水と希少酒米「一本〆」へのこだわりが光る。2009年には扁平精米技術を導入し、フルーティで香味豊かな酒質を実現している。麹造りには、昔ながらの「箱麹法」を用い、最新技術と伝統を融合させた酒造りを行っている。
今回は、限定ブランド「巻機(まきはた)」に注目した。「扁平精米」と「マイクロバブル洗米」という高度な技術を駆使し、酒米のポテンシャルを最大限に引き出している。「マイクロバブル洗米」によって、通常の洗米では落としきれない目に見えない糠(ぬか)や微細な汚れを優しく除去し、米の表面を傷つけることなく、米本来の甘みや柔らかさをそのまま酒に反映できるという。
ちなみに「巻機」の名は、蔵の近くにそびえる名峰「巻機山(まきはたやま)」にあやかったもの。
その味わいは、メロンを思わせる香しい吟醸香に、強めの甘さと目の覚めるような爽やかな酸味が重なり、濃厚な乳酸香と米の旨味の後に、インパクトのある苦みが後味をスッキリと締めくくる。高千代酒造の手掛ける酒は、どれを飲んでも美味しく、ハズレがない。
リピート度86%
【独自判定】
香り:5
甘味:5
酸味:5
渋味:5
コク:4
乳酸:5
購入先:こみやま modi戸塚店
価格:¥1,815



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