風の森 露葉風 507 (奈良県)

日本酒

醸造元:油長酒造株式会社

 以前購入した「風の森 愛山807」が感動的に美味かったので、再確認の意味で購入。今回は露葉風507をチョイス。酒米の「露葉風」は奈良でしか生産されていない米で心白が大きく透き通った味わいと立体感が特徴とのこと。番号の507は最初の2桁は精米歩合を表し、3桁目は酵母の番号。「風の森」シリーズは、7号酵母しか使用しないので基本的に3桁目は7になる。期待を持って開栓すると、発酵時閉じ込められた炭酸の影響でポンと音を立ててちょっとしたサプライズを提供してくれる。杯に1杯目を注ぎ、口に含んだ途端に咥内いっぱいに拡がる香り高く瑞々しいプラムのような吟醸香に心地よい甘さと炭酸を含んだ強めの酸味と程よい苦みが至福の喜びを運んできてくれる。蔵元の意図で、炭酸が抜けた後も本来の風味を味わえるよう設計されているとのことだが、美味すぎてあっという間に飲み干してしまった。
リピート度89%

【独自判定】
香り:5
甘味:4
酸味:5
渋味:4
コク:3
乳酸:4

購入先:いまでや 銀座店
価格:¥1,735

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